こんにちは!たむらです!
少し前に、日経新聞で「住宅ローン 完済年齢上昇平均73歳、年金生活不安定に」こんな記事がありました。
「今の定年は65歳じゃん!」 「定年延長になったって70歳だよね?」 「73歳まで支払いあるどが無理だべ!へじねって!」 って声が聞こえそうです! ほんとにその通りで、今回は、①最新の住宅ローン事情 ②73歳で完済って何がへじねのか? ③破綻しないための対策 これらをご紹介したいと思います!
①最新の住宅ローンについて
住宅ローンの完済年齢はここ20年で5歳上昇し、73歳に(*_*) 要因は様々言われていますが、ここでは、確実なものを一つだけ、
要因:借入時の年齢が高くなった
晩婚化が原因で、1975年初婚平均年齢:男性27歳、女性24.7歳だったのが、2018年の初婚平均年齢:男性31.1歳、女性29.4歳これにより住宅を持つタイミングがどんどん遅めにずれてきています。
②73歳で完済って何がへじねのか?
理由をご説明します。
その1.終身雇用・年功序列の崩壊
2020年9月30日の日経新聞の記事で「トヨタ自動車は定期昇給について、一律的な昇給をなくし、個人の評価で判断する制度を2021年1月から導入する」というものがありました。これはまだまだ始まりの話で、この動きは日本中で加速すると言われています!
その2.伸びない手取り年収
額面収入−税金・社保料=可処分所得
この可処分所得ですが、年々減り続けているそうです。少子高齢化、人口減少の日本では、税金・社会保険料の負担額は上がる一方なんです。
その3.退職金の減額
厚生労働省 就労条件総合調査の退職金推移によると、1997年:2,871万 2003年:2,499万 2008年:2,280万 2013年:1,941万 2018年:1,788万 減り具合はんぱじゃないです! これらの3重苦により、日経新聞の他の記事では・返済計画に無理があったと嘆く68歳男性の話 ・60歳時ローン平均残高が1,300万円に増加していること ・60歳時のローン残高が1,000万を超える老後破産予備軍が増加していること と書かれていました。こういった世の中で、破綻しないためには、、!
③破綻しないための対策
答えは一つで、「純資産を常に黒字にする」
金融資産 + 住宅の売却額 − 住宅ローン残債=純資産
この計算結果が常にプラスであれば、破綻することはありえません。上記の式を常にプラスにするには、①金融資産を増やす。 ②資産価値の高い住宅を建てる。 ③住宅ローンを返す。 以上だと考えています!「①の金融資産を増やすって、投資とかしろってこと!?危なくない!?」 「②の資産価値の高い家なんてそもそも買えないよ!!」 ③の住宅ローンを返すって当たり前過ぎてますけどいよいよたむらの頭大丈夫かな??」 こう思った方いらっしゃると思いますw 私の所属するR+houseでは、住宅を建てる上で、土地の契約以降は手数料を適正に頂きますが、その前の住宅の資金相談ですとか、生涯のライフプランシミュレーション、また、長期の投資の相談なんかは、地域への貢献と考え、無料で行っています。将来への必要な対策は人それぞれ違うものです!!ぜひ活用してみてください(^^)!!