コンパクトな敷地に満足の広さを獲得
こんにちは!たむらです(^^)!
今回は、全国のR+houseの施工事例のご紹介です!
設計力が必須である狭小地の施工例です!建築家の工夫をお楽しみ下さい(^^)♪
コンパクトな敷地
- 家族構成:夫婦+子供2人 構造規模:木造・2階建 敷地面積:127.53㎡(38.57坪) 1階面積:51.10㎡(15.45坪) 2階面積:39.33㎡(11.89坪) 延床面積:90.43㎡(27.34坪) UA値:0.46W/㎡K C値:1.0c㎡/㎡ 建築家:木内浩司 R+house名古屋東 暮らしやすい家づくりのアイデア100 2020より
建坪15坪にワンルーム+吹き抜けで広がりのあるLDKを作りだす。
I様邸の玄関に入ると、土間から吹き抜けへとスケルトン階段が伸び、上階からの光が窓の少ない1階を心地よく照らします。LDKはかなり広々とした印象ですが、1階の面積は洗面・バスも含め約15坪とコンパクト。土間と階段も一体化させ、吹き抜けにしたことが功を奏したといえそうです。無垢材やモルタル、タイルなどの素材感が光る室内には、センスの良さを感じさせる雑貨が並び、居心地のよさに満ちています。好みがはっきりしている奥様は、広い玄関、土間や吹き抜けなど、実現したいイメージを建築家に伝えました。中でも大切にしたかったのは、家族の団らんの中心となる、ダイニングの快適性。リビングと少し離れたダイニングには囲まれ感があり、窓に近くて明るい場所。北欧ヴィンテージの円卓がよく似合う、お気に入りのコーナーになりました。
理想の空間を手に入れたI様ですが、「暖かい家に住みたい」という当初の目的は達成できたのでしょうか。
「夏は涼しく、冬はポカポカで床暖房いらず。隅々まで温度差がなく快適です。日の入り方まで入念に計算されていて。吹き抜けの土間は寒いという固定観念で、我慢して暮らしていると思われているかもしれませんけど」と言って笑う奥様です。
ダイニングは、2本の柱と壁に囲まれることで安心感が生まれている。フローリングは奥様がサンプルを見て一目惚れしたカバザクラ。明るい色が家族の雰囲気に似合う。キッチンの腰壁はモルタル調の仕上げに。「ネイビーのタイルにしたくて、タイルをたくさん見てこのボーダータイルに決めました。」と奥様。こだわりぬいた雑貨を飾れるこのコーナーが好きだそう。ダイニングの前にはウッドデッキが。敷地は南向きに傾斜しているので視線の先が開けている。ウッドデッキを斜面に張り出すようなかたちにつくり、庭に下りやすくした。玄関では、土間に沿ってダイニングまで伸びる視線と、吹き抜けで上へと伸びる視線とで、実際以上の広がりを感じられる。階段下も部屋の空間の一部として生かされている。2階ホールから玄関土間を見下ろし。土間に子供が勉強できる小さなデスクも作った。シーリングファンを付けられる大きな吹き抜けも要望の一つだった。
窓は白色を基調にデザインされた清潔感たっぷりの洗面室。複数人で使用しても悠々と使える広さを確保。収納も充実。