家族構成：夫婦+子供３人 構造規模：木造・２階建 敷地面積：246,59㎡(74.59坪) １階面積：73.70㎡(22.29坪) ２階面積：29.81㎡(9.01坪) 延床面積：103.51㎡(31.31坪) UA値：0.54W/㎡K C値：0.35c㎡/㎡ 建築家：白子秀隆 R+house国分寺
スタイリッシュな照明や家具がセンスの良さを感じさせるU様のお住まい。新築に当たって希望したのは、高齢になっても快適に暮らせるシンプルな家でした。そこで建築家の白子秀隆さんが提案したのは、３人のお子さんの部屋をああえて細かく分けず、「ライブラリー」となづけたオープンなスペースを設けたプラン。中央には本棚、壁際には３人分のデスク＆チェアを置き、図書館のような落ち着ける雰囲気に。
「ここは吹き抜けからたっぷりと光が入るので明るく、日中は照明いらず。兄弟間の会話も弾み、互いに刺激し合って勉強にも集中できるようです。」と微笑む奥様。子どもたちが巣立ったあとは、趣味の絵画などを楽しむアトリエとして使うことも考えているそうです。
外の緑が映えるリビング。将来飽きがこないよう、木目×白のシンプルな内装をセレクト。
キッチンは落ち着いたグレーを基調としたデザイン。レンガ調タイルが空間の引き締め約に。
階段は、横から見たときに踏み板を鉄骨から少しはみ出させることで、柔らかい印象に。
勾配天井を生かした吹き抜けが圧巻。アイアンのシンプルな手すりが空間のアクセントに。
室内と庭をつなぐウッドデッキは、室外に視線を集め、リビングに広がりをもたらす効果も。
複数人で使えるように幅広の洗面室を設けた。隣接する脱衣室は家族の下着類やパジャマをしまう収納を設け、風呂上がりの着替えもここでできるよう工夫。
白を基調にデザインされた浴室。ご主人の希望でガラス張りとし、圧迫感をなくして明るい印象にした。
全体の内装にもこだわったというU様夫妻は、思い描く家に近い画像を集めてスタイルノートをつくるなど、積極的に家づくりに参加。壁と床を仕切る幅木を入り幅木にしてスッキリ見せたり、カーテンレールの位置を高くして圧迫感を軽減したりするなど、理想に近づける努力を厭いませんでした。
