こんにちは!新人の和田です╰(*´︶`*)╯ 今回からブログ更新をすることになりました。よろしくお願いしますm(_ _)m
「田園風景を取り込んで庭を楽しむ家」

家族構成:夫婦 構造規模:木造・2階 建敷地面積:243.08㎡(73.53坪) 1階面積:63.76㎡(19.28坪) 2階面積:35.60㎡(10.77坪) 延床面積:99.36㎡(30.05坪) 建築家:登田恵吾 R+house大津西高島
四季折々の美しい景色が日々の暮らしを豊かに
古川邸が立つ場所は、琵琶湖周辺でも手つかずの自然を残す奥琵琶湖の風光明媚な地域にあります。そのなかでも目の前に稲田が広がる最高のロケーションに惹かれ、ご夫婦は家づくりを決意しました。
建築家の登田恵吾さんは、この美しい眺めを生かし、暮らしに取り込むプランを考案。稲田に接する南面に履き出し窓を3枚連続して並べ、リビングからつながる広いデッキスペースを作りました。景色を眺めながら一息ついたり、家族や友達が来たときにバーベキューなど、外でのおもてなしができます。また、南面一面に芝を敷く、東側に小さな家庭菜園スペースを作る、井戸を活用する工夫を設けるなど、建物だけでなく庭も含めた全体を建築家が計画しました。
外からの視線は気にせずにくつろげるデッキスペース。軒が建物を風雨から守るとともに袖壁が西日の侵入を防いでいる。「朝、起きるとまずはデッキや芝生に出て田んぼを眺めてくつろぐのが日課です。出勤前に畑仕事や庭いじりすることもあります。早起きの習慣ができました」とご主人は庭が気に入った様子。家が完成してから自ら芝を敷いたり、庭に合うベンチを作ったりと、趣味や行動範囲が広がったと喜んでいます。奥様のお気に入りは井戸。もともとあった地下水を2か所の水栓へ引き込み、畑や花の水遣りなどに活用しています。この水は飲んでも問題がないほど澄んでいて、近所の人も汲みに訪れます。夏の夕方には、井戸の周りに大きなパラソルをだして、水をもらいに来たご近所さんと井戸端会議に花を咲かせることもあるそうです。暮らしを豊かにする庭と、仕事で疲れた気持ちをほっと和ませる田園風景のある住まい。春と夏は一面の緑色、秋は黄金色、冬は雪で真っ白に染まります。次の季節はどんな風にこの庭を楽しんで過ごそうかと、ご夫妻の話も弾むことでしょう。
玄関に入ってすぐの和室。玄関ドアを開けると、視線が外へ抜け、シンボルツリーのハナミズキが目に入る。2面に設置された吊り戸を閉めれば、来客用の個室となる。



手を加えるごとに愛着の増す庭



2階は建具を使わずオープンに


仲良く使えるキッチン&洗面室



