こんにちは!和田です(^◇^)
幅広のキッチンカウンターで料理と会話を楽しむ家
今回、ご紹介するのは、皆でホームパーティやお茶会を楽しめる家です。
- 家族構成:夫婦+子供2人 構造規模:木造・2階建 敷地面積:165.30㎡(50.09坪) 1階面積:51.34㎡(15.56坪) 2階面積:50.72㎡(15.37坪) 延床面積:102.06㎡(30.93坪) 建築家:藤本誠生 R+house四街道
大勢でキッチンを囲みワイワイできるLDKに
以前から、仲間を招いてホームパーティやお茶会を楽しむ生活を送ってきたHさん夫妻。「人が集まる家」というテーマで、家づくりに臨みました。「以前の住まいはキッチンが独立していて、調理や洗い物はひとりでやらなくてはならず、せっかくの楽しい時間を満喫できない環境でした。だから、皆で一緒にキッチンに立って、調理も食事も会話も同時に楽しめるようにしたかったんです」と奥様。希望したのは、大勢で囲める土間仕上げのコの字型キッチンと、こだわりは明確でした。設計を担当した藤本誠生さんは、夫妻の要望をストレートに反映したコの字型の土間キッチンを設置。数人で同時に立てるよう、スペースはゆったりと確保しました。タモ材を使った天板はダイニングテーブルも兼ね、賑やかな食事会を堪能できる、おもてなしスペースが完成。念願のダイニングキッチンを手にした夫妻は、日常づかいの食器や調理器具を飾るように収納し、カフェのようなラフな雰囲気に仕立てています。1階は人が集うコミュニティ空間としたのに対し、2階は寝室と子供部屋、水回りをまとめたプライベート空間に。寝室と子供部屋の間には、家族で共有するファミリークロゼットを設置して、限られたスペースを有効的に活用しています。また、上下階ともに回遊できる間取りも特徴。「これは藤本さんからの提案でしたが、家族の動線が重なりにくいので、とても便利。想像していた以上に快適な住まいになりました」。建築家との家づくりで、心地よい暮らしを手にしたようです。ママ友たちが集まって、料理をしたりおしゃべりを楽しむLDK。「カフェのような雰囲気にしたかったんです」と夫妻。床と天井に木を用いて、ナチュラルな空間に仕立てている。
大勢で使えるキッチンと幅広のカウンター
生活のメインスペースであり、ホームパーティを楽しむ場所でもあるダイニングキッチン。ダイニングテーブルを兼ねるタモ材のカウンターは幅90㎝と広く、料理の盛り付けも食事もすべてここでできるため、動作に無駄がない。親子で楽しむお茶会も、ダイニングキッチンを囲んで賑やかに。L字型の大きなカウンターは、10人で囲んだこともあるそうだ。夫妻が希望した土間仕上げのコの字型キッチン。壁際にシンク、正面にガスコンロを設置している。ダイニング側のカウンター下部には食器棚をつくり、料理の盛り付けがテキパキとできるように配慮。オープンな収納棚は、食器や調理器具の出し入れがスムーズで便利だ。土間仕上げの玄関の一角は、ベンチを添えたギャラリースペース。光が差し込む柔らかな空間だ。ベンチは靴の脱ぎ履きや、買い物の一時的な置き場所としても使える。
光がめぐり風が注ぎ込む大らかな空間
内装に自然素材を使いたいと望んだ夫妻。壁には、ウッドチップと再生紙でできているドイツ製の壁紙「オガファーザー」を採用した。リビングから連続するようにテラスを設置。ヒメシャラを植えて、みずみずしい眺めを楽しめるようにした。玄関の脇に、ご近所さんとのミニ交流スペースとして使えるベンチを設置。ご主人はミニコンロを使って、仲間とお手軽バーベキューを楽しむそう。アプローチは、枕木風タイルを用いたり湾曲させて、オリジナリティに富んだ演出を施した。
遊び心のある色と素材で個性的に演出
寝室には、ベッドとして使う畳スペースを設けた。下部を収納にして、限られた空間を有効に使えるようにしている。2階の中央にファミリークロゼットを設置。子供部屋は、将来ふたつに分けることができるフレキシブルな間取り。朝の身支度がスムーズにできるようにと、2階に洗面をふたつ設置。トイレの扉はイエロー、壁はラベンダーカラーを選び、遊び心あふれるしつらえに。キッチン横に手洗いスペースを設置。壁の一部はキッチンと同じサブウェイ風タイル。
イベントについてのご紹介
9月5日に「~知らなきゃ損する~ 後悔しないための賢い家づくり勉強会」を開催いたします。会場は「はなび・アム 2F 大研究室」で詳しくは下記をご参照ください。*講師の方が、田中悠太氏を予定しておりましたが中山史章氏に変更になりました。