こんにちは!和田です(^◇^)
薪ストーブが家の中心 自然素材にこだわった家づくり
今回、ご紹介するのは、薪ストーブが中心の平屋建ての家です。
構造規模:木造・平屋建 敷地面積:259.31㎡(78.44坪) 1階面積:92.74㎡(28.05坪) 延床面積:92.74㎡(28.05坪) 建築家:フジタオサム R+house小山
温もりのある素材と炎に寄り添う暮らし
屋根の高さを抑えた平屋の佇まい。スーッと横に伸びる軒のラインが印象的なこの家は、三成ホームのモデルハウスです。外壁にそって薪棚が置かれ、ぎっしりと積まれた薪が外観デザインの一部として溶け込んでいます。中に入ると思わぬ大空間が広がり、外観とのギャップに驚く人が多いとか。「こういう意外性のある空間づくりに、建築家の力量が現れていると思います」と社長の細谷覚さんは話します。細谷さんは建築家のフジタオサムさんに、薪ストーブを中心にしたライフスタイルのイメージを伝え、設計を任せました。フジタさんは、主役の薪ストーブをひと部屋分ほどもある広い玄関土間真ん中に配置。土間をLDKと一体的な空間にした大胆な間取りは案は、意外性や楽しさを感じさせます。こうした開放的な間取りで快適性を裏打ちするのが、R+houseの断熱・気密性能の高さ。LDKの両翼に連なる個室は、すべて欄間部分が素通し。これは薪ストーブの暖気を家の隅々まで届ける仕組みであり、「家中の空気を循環させたい」という細谷さんの意向を汲んだデザインです。この家は、暮らしやすい間取りやスタイリッシュな空間だけではなく、空気循環のデザインも大切に設計されています。その設計を完成させるのが、三成ホームが得意とする自然素材です。壁・天井の仕上げには、スイス漆喰やおがくず入りの壁紙を使用。床には湿気を呼吸する自社オリジナルの桐材を用いました。ナチュラルな暮らしを彩る薪ストーブは、360度回転できてどの場所からも炎を楽しめるもの。生火のある日常の豊かさが提案されています。LDKと玄関土間がひとつながりになった大きな部屋が中心。床面積は30坪以下だが、平屋特有のゆったり感がぜいたくに感じられる。ウッドデッキとの連続感もあって開放的。
生火の暖かさを感じて暮らす
地元のスギ材を張った外壁に軒先の水平ラインがシャープな印象。突き出た袖壁の間に薪用の棚を設置。大きなガラス面から炎を楽しめるドイツ・スキャンサームの薪ストーブ。360°回転できるので、くつろぐ場所に合わせて角度を調整できる優れもの。オフホワイトを基調とした空間に、黒い薪ストーブや濃い色の柱が輪郭を与え、引き締まった表情をつくる。デザインの良い薪ストーブは使わない季節にもオブジェとして楽しめる。
素材がつくる魅力的なシーン
キッチンもウッドワンの木のキッチンをセレクト。モザイクタイル張りの壁を間接照明が浮き上がらせる。キッチンから玄関ホールまで収納を連続させている。
玄関土間を広げて暮らす場所に
雨の日の子供の遊び場にもできるほど広い玄関土間。ベビーカーや三輪車、自転車など外回りのものや、薪ストーブの道具も置けて便利だ。フローリングは深い色合いに染色した桐材。呼吸する木材で、独特の肌触りの柔らかさも特徴。玄関土間にはアンティークのレンガを敷き詰めた。
個室にはそれぞれ個性ある表情を
寝室の床にはスギ材を使用。アクセントウォールのアースカラーが落ち着いた雰囲気をつくる。いい空気環境の室内では質のよい眠りを得られそうだ。子供部屋の桐の床は、オフホワイトに染色したものを用いた。ペパーミントグリーンの壁と合わせ、ふんわり優しいイメージに。
イベントについてのご紹介
9月5日に「~知らなきゃ損する~ 後悔しないための賢い家づくり勉強会」を開催いたします。会場は「はなび・アム 2F 大研究室」で詳しくは下記をご参照ください。*講師の方が、田中悠太氏を予定しておりましたが中山史章氏に変更になりました。