こんにちは!和田です(^◇^)
「居住空間」と「仕事場」が土間でつながる家

仕事場と居住空間をしっかり分けて
以前から「これからは自宅で仕事をする時代が来る」という思いを抱いていたご主人。新居を構えるなら「そろばんの技術をもつ妻が自宅で仕事できる環境を整えたい」と、そろばん教室を兼ねた住まいを計画しました。数社から見積りを取り、最終的に依頼を決めたのがR+house。「建築家の飯塚一樹さんは年齢が近く、話がしやすかったのと、自宅兼教室というコンセプトをすぐに理解してくれて、余計な説明がいらなかったのが好印象でした」。
1階は広々とした土間のエントランスを中心に、LDKと教室を左右に振り分けた間取り。
LDK側には引戸を設け、開講中でも家族が気兼ねなく過ごせるように配慮しています。
トイレ(中央引戸)や手洗い(左側)などの水回りは教室につながる廊下の共有部に配置。居室側に扉をつけ、生徒がプライベートな空間に立ち入らないように工夫しました。リビングから見えないキッチン奥には棚を設置し、食材などを収納するパントリーに。造作カウンターデスクを設け、事務作業をこなすワークスペースとしても活用しています。吹き抜けに面した2階通路は、物干し、書斎、家事室の三役を担う多目的空間。「子どもが自然に本を手に取るように」と奥様がリクエストしたオープンな本棚のほか、アイロンがけのできる造作カウンター、室内干し用の可動ポールを設け、効率的な家事動線を意識。居住部の満足度を高めています。

LDK側には引戸を設け、開講中でも家族が気兼ねなく過ごせるように配慮しています。

そろばん塾の名称でもある「繭」をイメージした外観も特徴。


モノトーンの建物を囲む緑豊かな庭には、トマトやハーブなど四季の移ろいが感じられる植栽が施されています。「通学路に面しているので、登下校中の子どもたちが自然と触れ合う機会になれば」とご主人。地域の子どもたちへのやさしい心遣いで、周辺環境に溶け込む優しい住まいになりました。
リビング側からの眺め。吹き抜けの土間エントランスを挟み、そろばん教室につながる。イエローの壁は、集中力を高めるための指定色。
R+house定番の鉄骨階段を採用し、抜け感を演出。正面の壁の裏側に教室と共有トイレ、洗面台を配置。通風や採光を考え、上部に開口を設けた。




必要に応じて開け閉めできる引戸をリビング側に配置。教室開講中もプライバシーを守れるように配慮した。
土間と吹き抜けを介して、教室と居住空間を仕切りました。可動式の間仕切り(3枚扉)を設置しており、開け放てば居住空間を広げることができます。

家族の暮らしを大切にした居心地のよい住まい




廊下を多目的に活用して空間を広く使う




モデルハウス完成見学会について
10月9(土)10(日)23(土)24(日)日に須和町のモデルハウス完成見学会を行います。詳細は下記をご参照ください。
